「電車や人混みが怖い」「突然、パニックになってしまう」とお困りの方へ
突然の発作でお困りの方へ
電車や美容室といった簡単には逃げられない特定の場所で突然、過呼吸、腹痛、めまい、四肢のしびれ、死んでしまうのではと強い不安に襲われるといった発作が出る方がいます。また反対に場所は一定しないが同様の発作に苦しむ、という場合もあります。これらの発作は、一定の基準を満たすとパニック発作と呼び、パニック発作により外出や通勤など日常生活に支障をきたす場合には精神科・心療内科での治療がお勧めされます。
受診した際に医師の考える事
前述の発作に対して、飲んだ時だけ症状を和らげる頓服の薬もありますが、中には段々と効きづらくなって量が増えたり、やめられなくなったりするものもあります。また症状を和らげてくれるのは薬を飲んだ時に限られます。
そのため、そもそも発作の頓服が必要ないほど、発作自体が出なくなるような治療が重要となります。しかしこのような発作は、パニック障害、広場恐怖症、うつ病、適応障害、躁うつ病といった非常に多くのメンタル不調で出現しえます。またそれぞれの診断で最も治りやすいと言われている方法は異なりますので、受診頂いた際には医師は慎重に診断と治療を計画することが重要となります。
当院の大切にしていること
的外れな診断をしてしまうと、治療も的外れとなり、一生懸命治療に励んでいるはずなのに、症状は一向に良くならないということが起こりえます。そのため、治療を意味のあるものにするためにも、可能な限り精度の高い診断を試みることが非常に重要となります。しかし、こころの病気においてはそもそも画一的な診断と治療があるわけではありません。診察者がお伺いした患者さんの症状を元に診断がおりますので、診察者が何をお伺いするかによって大きく診断が左右されえます。
そのため、当院においては診断に必要な精神医学的情報をご本人から慎重にお伺いした上での診断を重視しています。また治療を実行頂くのは医師ではなくご本人ですので、医学的に推奨される選択肢をいくつかご提案した上での治療をお勧めしています。
原因不明の発作に困っている方は、現在の状態を見つめ直す機会として当院にご相談頂ければと思います。
担当医師のご紹介
榎本啓希(精神科医 / 精神保健指定医)
大学病院や精神医療センター等の病院で勤務した後、都心部のクリニックにて学生・働く世代の方を中心としたメンタル不調の診療を経験しました。
診療を続ける中で、「休むべきか分からない」「薬は飲んでいるのに良くならない」「同じ治療が続いていて不安」と悩まれている方が少なくないことを実感してきました。
当院では初診から院長が一貫して担当し、来院される方とご一緒に、お薬だけでなく生活リズムや環境調整も含めた治療方針を決定します。他院からの転院相談や、現在の治療に対するセカンドオピニオンも対応いたしますので、お一人で抱え込まずお気軽にご相談ください。