不安・落ち込み・イライラが続く、些細な事で涙が出る方へ
気持ちの不安定さが出た時に考える事
不安、憂鬱といった気持ち自体は本来人間が持っている健康な気持ちです。心配事を考えて、マイナスの気持ちになる事で、悪い結果を回避するための準備を促します。しかしそれらの気持ちが理由もないのに続いたり、以前より感じやすくなった場合は、何らかのメンタル不調のサインかもしれません。うつ病、適応障害、躁うつ病、月経前不快気分障害(PMS)などといった非常に多くのメンタル不調で気分の不安定さは出現しえます。
そのため、嫌な事があった時に今までと同じように一時的に気持ちが落ちるだけでは受診する必要は少ないと思いますが、それを超えた変化がある際には、一度受診してみることをお勧めします。
受診した際に精神科医の考える事
憂鬱、不安、イライラといった気持ちの不安定さは多様なメンタル不調で引き起こされえます。そういった不安定さに対して、飲んだ時だけ症状を和らげる頓服の薬もありますが、中には段々と効きづらくなって量が増えたり、やめられなくなったりするものもあります。また症状を和らげてくれるのは薬を飲んだ時に限られます。
そのため、以前より感情を不安定とした根本にあるメンタル不調への評価と対策を考える事が重要となります。
当院の大切にすること
こころの病気においてはそもそも画一的な診断と治療があるわけではありません。診察者がお伺いした患者さんの症状を元に診断がおりますので、診察者が何をお伺いするかによって大きく診断が左右されえます。
そのため、その方の不調の根本にある診断を考えつつ、気分の不安定さだけではなく、その他の症状にもアプローチできるような治療計画を立てることを重視しています。
気分の不安定さに困っている方は、現在の状態を見つめ直す機会として当院にご相談頂ければと思います。
担当医師のご紹介
榎本啓希(精神科医 / 精神保健指定医)
大学病院や精神医療センター等の病院で勤務した後、都心部のクリニックにて学生・働く世代の方を中心としたメンタル不調の診療を経験しました。
診療を続ける中で、「休むべきか分からない」「薬は飲んでいるのに良くならない」「同じ治療が続いていて不安」と悩まれている方が少なくないことを実感してきました。
当院では初診から院長が一貫して担当し、来院される方とご一緒に、お薬だけでなく生活リズムや環境調整も含めた治療方針を決定します。他院からの転院相談や、現在の治療に対するセカンドオピニオンも対応いたしますので、お一人で抱え込まずお気軽にご相談ください。