復職、復職診断書のご相談
復職に対して、このようなお悩みはありませんか?
- 復職できる状態なのか自信がない
- 休職と復職を繰り返しており今回は大丈夫なのだろうか
- 現在の治療や復職方針についてセカンドオピニオンを受けたい
当院では、単に復職診断書を作成するだけではなく、再休職を防ぎ、長く安定して働き続けられることを目標に診療を行っています。
復職に際して当院が大切にしていること
復職診断書は職場復帰のための手続きに過ぎず、復職において重要なことは「復帰すること」ではなく、復帰後も「働き続けられること」と考えています。
おそらく多くの方にとって、本当のゴールは一時的に復職することではなく、職場で以前と同じ、あるいはそれ以上のパフォーマンスを発揮しながら働き続けることではないでしょうか。
焦って体調が十分に回復していない段階で復職した場合、一時的には勤務できる方もいらっしゃいます。しかし、その状態を長期間維持することは難しく、復職したものの体調が再び悪化し、再休職に至り、「やはり自分は働けないのではないか」と自信を失ってしまう方が少なくありません。
そのため当院では、「一時的に復帰できる状態」ではなく、「無理なく働き続けられる状態」まで心身が回復していることを重視しています。
もちろん、100%働き続けられる、働き続けられない、という事は事前には分かりません。しかし働き続けられる可能性が高い、低い、という事は休職中の生活の状況から推測がつくことが多いです。そのため復職可能と判断するために事前の生活の状況を重視しています。
また復職を見送る判断をした場合でも、「働く能力がない」と考えているわけではありません。焦って復職することで再休職のリスクが高まると判断した場合には、長く安定して働き続けるために、休職の延長と病状の改善を待つことをお勧めしております。
復職判定の目安
「なんとなく元気になったから」という曖昧な理由での復職は、再休職に至ってしまう方もいます。当院では、以下のような日常生活を送られることを復職の目安としています。
【復職基準の目安(例)】
| 評価項目 | 復職基準の目安(例) |
|---|---|
| 睡眠リズム | 以前同様に眠り起きることができる |
| 日中の活動量 | 日中の活動量の確保(例:1日30分の散歩を週5日継続できる) |
| 集中力 | 集中力の回復(例:図書館等での読書や作業を3時間継続できる) |
| 食欲 | 以前同様に食欲が回復している |
具体的な勤務条件の指定について
「時短勤務にしてほしい」「残業を制限してほしい」「在宅勤務にしてほしい」
復職診断書を作成する際に、このようなご希望をいただくことがあります。
しかし、患者さんからのお話だけでは職場の業務内容や人員配置などを十分に把握することは難しく、外来主治医の判断のみで具体的な勤務条件を指定することは困難です。
一方で、会社や産業医の方と文面にてやりとりできる場合には、会社での実情もより理解できるため、医学的な立場から適切と考えられる意見を記載することが可能です。
復職後も継続してサポートいたします
復職はゴールではなく、新たなスタートです。
復職直後は、環境の変化や仕事による負荷から疲れやすくなったり、不安を感じたりすることも少なくありません。
当院では、復職後も継続して診察を行い、再発予防、生活リズムの維持、薬物療法の調整、働き方に関するご相談などを通じて、働き続けられるようなサポートを心がけます。
よくあるご質問
詳しくは、治療とお薬の相談 予約枠の選び方をご覧ください。
担当医師のご紹介
院長 榎本啓希(精神科医 / 精神保健指定医)
大学病院や精神医療センター等の病院で勤務した後、都心部のクリニックにて学生・働く世代の方を中心としたメンタル不調の診療を経験しました。
診療を続ける中で、「休むべきか分からない」「薬は飲んでいるのに良くならない」「同じ治療が続いていて不安」と悩まれている方が少なくないことを実感してきました。
当院では初診から院長が一貫して担当し、来院される方とご一緒に、お薬だけでなく生活リズムや環境調整も含めた治療方針を決定します。他院からの転院相談や、現在の治療に対するセカンドオピニオンも対応いたしますので、お一人で抱え込まずお気軽にご相談ください。